LIFE
LIFEってなんでしょう。
「世界を見よう」「危険でも立ち向かおう」「壁の裏側をのぞこう」「もっと近づこう」「お互いを知ろう」「そして感じよう」「それが人生の目的だから」
というわけで映画のLIFE!を観ました。
ネタバレしますよ。覚悟してください。
いやぁ良かった。多分泣く映画じゃないと思うんですけど、自分が「人生ってなんだ」とかもやもやしながら観たのもあってか、3回くらい泣きました。(笑)
主演されてる方は監督もやってらっしゃるんですね!
なんていうかジョークがすごく典型的なアメリカ的(いい意味で)、映画の物語も1本筋が通ったような流れで、この人は真面目な方なんだろうなぁと思わせるくらいでした。なんというかここまで綺麗に(映像的にも)まとまった映画て今まであんま観てないかも(そもそも今まで映画あんまり見ないんですけど)という映画でした。
ショーンペンがまたかっこいい。
カメラマンなのに、「好きな瞬間はカメラに邪魔されたくないんだ。今を存分に楽しむ」といって、珍しい被写体があるのにシャッターを切らずにただ自分の目で見て、五感で感じるその姿がただかっこよかった。
あとはいろんなところにLIFEが散りばめられていたように感じます。スケボーでかっこいい技決めてるのに好きな人は全然それを見るタイミングが合わないとか(人生ってそんなもんだよね!笑)。彼女の家に行ったら元夫がいて復縁してたり(後に勘違いだったと知るのだけど)、父が亡くなった後、2日後にはきちんと社会に出て真面目に働く決断を強いられてしまったり、家族はやっぱり強くて、思い出の品を売っても理解してくれたり、捨てた財布を持っていたり、なんだかんだわかってくれている姿とか。
なんかいろんなこと思ったんだけど、忘れちゃいますね。映画観ながらあーメモ取りたい!と思ったほどにすごく、些細なこと思ったんだけどなぁ案の定忘れてしまった笑。
あと音楽も良かった。場面に合ってたし、あの主題歌聞きたいなぁ。
あとやっぱり最後にあの表紙を持ってきたことでぐあーっと来ました。個人的にすごくぐあーっときたのに余韻に浸る暇なく映画が終わっちゃったのが残念だったけど笑。平凡な仕事かもしれんけどいつか誰かがそれを見ててくれて評価してくれて、表に立たせて、「こいつこんながんばったんだぜ!」って言ってくれるそういう日に出会うことにすごく心が動かされました。
なんだろううまく感情を表現できないな。もっかい観たいなぁ。
なんだろう。
でも、あの主人公はやっぱり仕事を全うした結果なんだよね。25番のフィルムを表紙にするっていう彼の職責を全うしたんだよね。何かを変えたわけじゃないのよ。ただ諦めず今までの信念をきちんと果たした。そうなのよ。
それが何か新しいことをするというよりも、日々の決断とかをもっとドラスティックにできるんだというか、同じことをやるにも突っ走ってみなよ、みたいな。
人生一回限りだよ。フルで突っ込んでみなよ。みたいなことを感じました。
とか思う前になんか思ったんだけどなぁ……笑。
アフガニスタンに出かけるあたりで何かを思ったんだよなぁ…。
わかんね。もう一回観たい。
そんな映画です。
映画あんまり見ないけど今までの映画の中でも上位にくるようないい作品だったように思います。
楽しかった。もう一回観よ。笑