ひとりでいれるところまではひとりで走っていきたいかもしれない。
かといって、ふたりになりたいからってふたりになれるわけじゃないのだけど。
あぁ、違うんだ。きっと多くの人は後者なのだ。
ふたりになることと思っているんだ。
本当はひとりになることなのに。
嫁も子供もいるんだ!この仕事やめられるか!じゃなくて
嫁と子供と一緒にやっていきます、うぇい!なのだ。
嫁も子供も別々のものじゃなくて、自分だし。
ふたりになっちゃあいけないのだ。
ひとりなんだ。
ふたりだから、概念的に「結婚」が生まれたんだ。
制約上の「ひとり」になることが必要なんだ。
もともと、ひとりになる人を選べばいいのに。
つまりこういう仮説から考えると
この人と結婚せずとも
結婚するか、どうかにかかわらず
一緒にいたい人と一緒にいればいいのよね。
あぁそのためには、好きかどうかではなく。
「好きかなー、どうかなー」って思うんじゃなくて、一緒に楽しい顔ができるか、一緒に笑えるか、なんですね。その点だけに注目すればいい。 だから一緒にモノを見て一緒に感動したらいい。一緒に鍋を食べておいしいねって一緒に言えたらいい。