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独身最後の大物と言われる福山。なぜ今まで結婚しなかったのか?という最大の疑問について直球で聞かれると、「何かちょっと違うかな、と思うところを、受け入れないと結婚にはいかない、って、年取ってきて、すごく分かってきた」と説明した
というもの。
「何かちょっと違うかな、と思うところを、受け入れないと結婚にはいかない」というところに、あぁそうかと腹落ちしてしまった。
おそらく、運命を感じられるレベルで相手を見つけた人はそんなことないように思う。
100%好きでちょっと違うかなってところがない(気にならない)相手。そういう結婚ができた人は本当に幸せだと思う。
で、確かにそれが理想でそれしかあり得ない人もいるだろうし、そういうものしか信じない人もいるだろう。
でも必ずしもみんながみんなそうだとも言えないと思う。もちろん、何かしら我慢して違うかもなぁと思いながら結婚して熟年離婚だとか、中が冷え切ってるだとか、離婚だとかそういうものにつながるだろうけど、そういうものもある。
ここではそういう極端なところを言いたいのではなく、この人!運命!レベルではなく、「この人と結婚でいいかも」という結婚できたら幸せだし楽しそうだろうと思えるけどベストではない、そういうところの話だ。
これはおそらく福山さんが言ってたように「どこかしらちょっと違うかな」と思いつつも受け入れることだと思う。
申し上げたように運命!赤い糸!を待ち続けたらもしかしたらそういう人と出会うこともあり得るかもしれない、でも100%を目指して目の前の95%を捨てるか、というリスクを考えたらそれでもいいかも、と思えないだろうか。
もちろんそれで結婚しても問題はないし、幸せか?と聞かれたら「幸せだ」と答えるだろうし、一緒に幸せになりたいと思うだろうし、子供も可愛く思えるだろう、別に熟年離婚もしないだろう、冷え切りもしないだろう。
でもどこかしら100%の感覚を残している。もし昔にそういうものを感じてしまっていたのならなおさら。
繰り返すけど幸せなんだよ別に。後悔もしない。そんなもんでしょー、とポジティブに捉えられる。
(多分結婚は勢いだ、とかいう人ってここらへんの機微のこと言ってんじゃないかな)
その人とは100%ではないけど、でも100%に近い。そういう人との結婚。
そういうのもきっとあり得るんだなぁと思った。5割くらいはそんな感じじゃないだろうか。違うかな笑。
その100%の人も過去の話だったりするわけで。その人ではなく、その当時のその人だから、つまりその人はもう存在していないんだよね。
存在していない人に結婚を夢見たってしょうがないし、会う気もあんまりしていない。
100%へのこだわりはどこまで必要なのだろう。
福山さんはこだわる方なのだろう。
私もどちらかといえばそうだと思ってたが、福山さんの言葉を聞いてこんなこと思ってしまった。
会社行こ。笑