仕事はこだわれることで選ぼう
今日も相変わらず、会社にいながらふと考えがよぎった。
仕事はこだわれる、こだわることができる、分野を選んだほうがいいのではないかということ。
就活などで迷う方もいらっしゃるかもしれないので、ひとつの考え方としてメモしておきたい。
細部までこだわれること、人に「こんなんでいいんじゃない?」と言われても納得行かないこと、人に「こだわるね~」と言われたことがあること。
そういうものを選んでみたらどうだろうか。
とかく、あえて言ってみるけど、社会は人間関係どうの、好きなことを好きなようにできることは少ない。特に会社員。
でも、実際は逆だ。好きなことを好きなようにできないのは、好きなことを好きなようにやってないからだ。
上司や同僚に「いや、こんな感じにしてくれ」とか「そんなやらなくていいよ」みたいな言葉に負けて、それに従って、結局自分もそれに熱がなくなる。
でも、本当にやらなきゃいけないのは、そういう話を2割くらい聞きつつ、自分がこれっと思った感じに仕上げて、自分の思ったように資料なりプレゼンなり指示なりをすることだと思う。
(とか言いながら、私は流されやすいだろうし、そもそも仕事に熱が入っていないし、環境にも熱がない、といってよいだろう。笑。だから、この論旨でいくと、きっと就活で選んじゃいけないところである。笑。わかっている。変えなくてはいけない。個人の話をすれば、私がこだわることができるのは、"私の責任の範囲においてやること"であると考えているのだが、どうだろう…。)
ここで、間違いやすいのは、「好きなこと」ではないということ。
あくまで「こだわれること」だ。
好きだからこだわれるんじゃん!という方もいらっしゃるかもしれない、それはそれでいい。でも好きとこだわるはちょっと違う。好きでもこだわらないことはある。
旅行好きだから旅行会社がいい、というよりも、旅行に行くとつい計画にこだわったり、友だちの満足度にこだわってしまう人の方が旅行会社に良い気がする。
人のコミュニケーションにこだわる、ここの言葉はこっちの方がいいとか
音楽にこだわる、なぜここにこの音がきたのだろうとか
ちなみに星野監督はもちろん野球にこだわっていた。
試合を見てたら、「あそこはバントだろう、そこは代打だろう」とかでムカムカしてきてしまうらしいのだ。
それがポジティブ(好きな)にせよネガティブ(好きではない)なこだわりにせよ、こだわっちゃう、ことが何より、良い意味で他者の意見を無視して、プロジェクトを推進させることができる原動力になるのだと思う。
そして、それをしなきゃいけない。
いやべつに、いけないわけじゃないけど、それがイノベーションだったり新しい解決策や在り方を生むのではないでしょうか。
楽しいことで選ぶと当たり外れが大きそうだけど、
昔から、これにこだわっちゃうなぁ~ってものがあればそこから手繰り寄せてもいいと思う。
こだわるってこれすなわち、いろいろなトライアンドエラーができてる証拠でもあって、インプットが多い証拠でもあるような気がしています。
そういう分野は、圧倒的に一日の長がある。
・・・はず。笑