handmade

日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第3幕。

自分の中にいる人

今日初めて会った人が誰かに似ているなぁと感じていた。

 

時間が少し経ってからそれが誰なのかふと思い出せた。

 

それは一昨年亡くなった友人だった。

 

その友人を思い出した時、久し振りに会えた気がした。

彼を思い出し感じることができることに感謝をした。彼がいたからこそそれを私は感じることができるのだから。

 

そこに彼はいなくとも、私は彼っぽさを感じることができる。それは彼と私が出会っていた紛れも無い証拠なのだ。

 

と同時に涙が出た。

彼が眠る姿を見ても泣くことはなかったが。

 

「人が死ぬときに泣くなんて嘘よ。その人が本当はいるべきところにいないと感じたときに涙が出てくるの。」そんなセリフを思い出していた。

 

この歌を聴いていたからかもしれない。


The Rose - by Bette Midler + lyrics

 

歌詞 和訳 Bette Midler - The Rose (ベット・ミドラー - ザ・ローズ) | 歌詞 日本語 和訳 * Tomorrow Made New *

 

ほんとうにいい歌詞、詩。

 

"And the soul afraid of dyin'
That never learns to live"

そして 死ぬことを恐れる生命に
生きることなど分かりはしない

彼は死についてもきちんと向き合って、それでも怖いことはたくさんあって

でもそれでも向き合っていた彼の勇敢さを思い出しては涙が出てきたのでした。

 

彼は生きることもきっと、分かったんじゃないかなぁと思う。

learn to live.

 

(learnの奥深さも感じる。knowでもなく、studyでもなく、身につける、染み付く、自然とそれを(学び)得るみたいなニュアンスがあってとても素敵だと思った。)

 

わたしは、いろいろな人があってこそ、今ここにいる。

"When the night has been too lonely
And the road has been too long"

あまりに孤独で 言葉にならない夜
あまりに長く 先の見えない道のり

"And you think that love is only
For the lucky and the strong"

キミは思う
運に恵まれ 力を持つ者だけが 愛を得ると

"Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows"

少し思い出してほしい 冬の日を
厳しく積もる雪の下 奥深く

"Lies the seed that with the sun's love
in the spring becomes the rose"

そこで眠る種は 太陽の愛と共に
春の日には 薔薇の花となる