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日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第2幕。

警察官救援記録。ボランティアへ

 

「泣かせてしもてごめんね。ここの人もみんな初めは下を向いたのよ。そのうち上を向いてね、涙を止めてね。涙が止まったら前を向くの。大丈夫だから」

 

検視作業に従事する、ご遺体の泥を必死に拭う、自分の子どもと同じくらいのご遺体に涙する、朝夕「ありがとう」と書かれた紙で見送ってくれる姉弟に涙する、夫が現地に派遣されるのに気丈に振る舞う家族を持つ、親が警官だからと「迎えに来て」という言葉を飲み込んで「大丈夫」と言った子供を持つ、部下の安全を優先すべきか捜索を進めるべきか悩んだ末部下が先に集まり「行きましょう」と覚悟ができているのに目頭が熱くなる、被災者の方との接し方に悩み話を聞き涙をする、いろんな47都道府県の警察官の姿。

 

震災の各都道府県の警察官の記録が収められた本を読んだ。

 

目や口に泥が詰まっているご遺体。子を抱え込むように亡くなった親子。

死のうとしたところで声をかけられ生きることにしたおばあさん。

検視場でとびかう怒号、泣き声、嗚咽。

 

人のために、と警察官になったんだと心奮わせ被災地へ向かう警察官。

 

自分も被災したのに、親が警察官だからと心配かけまいと「迎えに来て!」といったあとに「大丈夫!」と言い直した子供。

 

私がずっと前に、遺体~明日への十日間~を見たせいか、そういう情景が

映像として想像できて、そのたびに涙がこぼれて全く読み進むことができなかった。

 

この1週間、電車の行き帰りでは涙をこぼし、あいつはなにをしているんだ状態だったでしょう・・・。

 

私も生きていく中で、姪(1歳4ヶ月なう)ができたり、母が癌になってしまったり

喜びや悲しみが増えていく中で、そういう震災とか、一瞬にして、好きな人や

大切な人や、愛する人を、失うということはどういうことか、どうにかこうにか

想像してみている。

 

たやすく私なんかが何を言えたものではないけど。

いつかなにかが襲ってきた時に、私は誰かを助けられるようになっていたい。

そのためにもこういう物語を直視する。直視したい。

 

同時に警察官の方の使命感には涙させられる。

私達がいかな、誰が行く。今被災地に行くことは誰もが望んでいること。

 

乾パンとかアルファ米とかでどうにか過ごしながら作業に従事する姿は

本当に訓練された方、自衛隊含め、日々の積み重ねの賜だ。

表現は語弊があるかもしれないけど、

先に書いた、ちょっとずつ毎日、勝ちたいときに勝つための訓練を

続けていらっしゃったのだと思う。

 

 

私も今度3連休の金土で、東北へ足を伸ばしたいと思っている。

(ボランティア数激減とニュースで知ったら行きたくなってしまう天邪鬼だ)

約1年ぶりにボランティアを行う予定だ。3回目。

今回はできたらツアーで行こうと思っている。

個人じゃなくツアーでいきたいと思ったのはツアーの組織を学びたいと思ったから。

どんな運営がなされているのか、どんな風にアプローチしているのか

知りたかった。いつか私もそっち側に回るかもしれないから。

(それ以外には単純に私が楽なのもありますけど)

こういうところから探せば意外とツアーも見つかるものです。

助けあいジャパン

 

その中でも今回はこれを利用していこうと思う。

JTBボランティアバスパック 第7弾【南相馬市】

 

できたら誰かを誘っていきたかったけど、私にそんなコンテンツ力もなく・・・(笑

一人でも歓迎、といったツアーだったのでおそらくツアーというものを

一人で感じてくるボランティアになると思う。

こういうときは「誰も来なくても行くこと」を心に決めていることが多い。

当たり前っちゃあそうかもしれないけど。

むしろ一人でも行きたいところじゃなければこんなお誘いはしていないのだと思うし大事なところは一人で感じてくるべきだとも少し思う。

もちろんこのブログを御覧になった方で、同じ日程などで行ってくれる方がいらっしゃればぜひお願いしたいところではありますが・・・(笑)

 

今回は今まで宮城山元町→岩手陸前高田ときて、福島南相馬市だ。

多分先の2つよりも、南相馬市原発などのほうが被害としては大きいかもしれない。

今回の作業も原発警戒地域の近いところで行う可能性もあるとのことだ。好奇心と言ってしまえば乱暴だが、想像は知識に勝るでも知識がなければ想像はできない。私は想像をするために知識を得たいと思う。踏み入れなかった地域へ。何かを知るために。

 

警察官ほどとは言えませんが、私にも何かしらの使命感があることは感じている。

少しでも誰かの何かの役に立てればいいなと思う。

 

 

東日本大震災 警察官救援記録 あなたへ。

東日本大震災 警察官救援記録 あなたへ。