詳しい解説は省きますけど、生キャラメルが売れすぎたお陰で、設備投資を余儀なくされ、キャッシュが回らなくなったことがあって倒産寸前まで追い込まれた。
そのとき図書館で関係ありそうな本を漁りまくって、チーズを作るときに廃棄されてたホエー(かな?)を飼料として畜産するホエー豚の畜産方法について書いてある本にたどり着いたんだと。
それからホエー豚の畜産も手がけ、ホエー豚と生キャラメル、(チーズ)といった多軸な経営ができるようになり、経営難を乗り切り安定した経営をなされているっていうような内容だったんですが。
この話の中で一番心に残ったのが、
図書館で本を漁ってそこにたどり着く、っていう部分だったのです。
(ちょうど私も(今も)、もがくように図書館で本を読んだりしていたからそこへの感度が高かったんだろうね)
よくあるのが、メンターに出会うだとか、柳井正さんに会うとか、人が紹介してくれただとか、ある日突然電話がかかってくるとか、そういう成功談。
でも、これはそれらとは違う、なんでもないけど、その人自身で起こせる努力のなせる技だなぁと思ったのでした。
図書館で勉強だなんて…(社会人にもなってだっせぇ…)って声が聞こえてくるんです。私。笑。
いいえ、自分が自分に言っているんです。「いつまでも大学だとか、勉強とかに逃げてるんじゃないのか?」って。
でも、今は田中義剛さんの話もあり、それだけじゃないけど、なんとなく確信に近いものを感じています。
今の状況を打開する唯一の手立ては(自分にとっての)新しきを知ること、だと。
その手段は問わないと思います。
それが体験であれ、読書であれ。
テレビであれ、インターネットであれ。
恥ずかしいことなどない。
いつまでも変わらない自分を恥じろ。
もがいてる自分に同情するな。
今が辛い、うまくいかない、そういうときほど、今まで知らなかったことを知るように。そうすると新しい考えに出会ったり、ちょっと前向きになれたりする。
思い描いていた生き方に近い人がいたら興奮さえする。
近くに、メンターとか頼りになる人とか都合のいい人はいないかもしれないけれど、何かを知ることをいつも意識的にさ。
ちょっとだけ考え方が変われば世界の方から変わっていく、そんな気がしませんかね。
知らないことがたくさんあるので、まだまだ知りたいと思います。
その点、最近のNHKはめちゃめちゃ面白い。
それはまたどこかで。笑