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日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第3幕。

2012年 読んだ本まとめ

いぇい!今年もこの時期になりました! と言っても、2009年に一回まとめたっきりでした(笑)3年ぶり。 今年(昨年?)は去年(一昨年?)よりもよく読めました。 一昨年は17冊だったそうです。 昨年は42冊。うん。多ければいいってものでもないけどさ。 でも結構劇的な変化(笑) それぞれに当時の感想もついているので、あーこれがどうだったーとか言いませんけど(笑) キッチン、とかも良かったですね。はい。 インプットが過剰でも悪いことはない(最近の考え)ので、どしどし学んで吸収していきたいなぁ。 では良ければ昨年1年の私の読書録を御覧ください(笑) 2012年の読書メーター
読んだ本の数:42冊
読んだページ数:11397ページ
ナイス:133ナイス
感想・レビュー:42件
月間平均冊数:3.5冊
月間平均ページ:950ページ

100円のコーラを1000円で売る方法100円のコーラを1000円で売る方法感想
聞いたことあるような話がもりもり。筆者の奥様には申し訳ないけど、ストーリー部分がありきたりで、そんな典型的な人いるー?って思えてしまった。(まぁ伝えたい内容とはあまり関係ないのですが・・・。)要は、こういった理論とかをどう自分の問題に置き換えて考えられるかであって、そこから答えを出すのが非常に難しいのだと思います。その前段として、理論を知っておこうよ、って感じくらいだったらおすすめですが・・・!って感じです。
読了日:1月9日 著者:永井 孝尚
成功できる人の営業思考 (PHPビジネス新書)成功できる人の営業思考 (PHPビジネス新書)感想
前半の考え方をもっと詳しく説明して欲しかった。具体例がワンピースとかドラゴンボールとかなでしこジャパンとかだと「私が正しい!」ってむりやりに言ってるいるように聞こえちゃうし、例を出すのが多すぎて、何が言いたいのかよくわからなくなってくる。営業思考は前半で終わって後半は自己啓発みたいな感じ・・・。営業思考をもっと知りたかったかなぁ。
読了日:1月16日 著者:太田 彩子
答えはいつも、自分の枠の外にある!答えはいつも、自分の枠の外にある!感想
もうちょっとボリュームが欲しい!考え方はすぐには変わらないのでするー。でも株式会社いろどりは初めて聞いて衝撃。ものの見方、考え方で特別なものはなくても世界を良くしたいなぁと思う。
読了日:1月20日 著者:川村 透
買い物客はそのキーワードで手を伸ばす買い物客はそのキーワードで手を伸ばす感想
まさに仕事にしているようなことで参考になった。ここまでのデプスインタビュー等々やるのは難しいけど、ちょっとインタビューをしてそこから企画まで持っていく視点とか、あぁ、そう捉えるのかぁと思うことが多く参考になった。考え方として頭の中に入れておくべき。
読了日:2月5日 著者:学習院マネジメント・スクール[監修],上田隆穂/兼子良久,星野浩美/守口剛
世界を変えた10冊の本世界を変えた10冊の本感想
わかりやすかった。ホント、中学とか高校の教科書をコレレベルで解説して欲しい。名前ばっかり出てきてちゃんと解説できる人はあまりいないんじゃないかなー。相関図とかもできたりしないかな。これくらい噛み砕いて理解できていればそういう分野にも興味もててたかもしれないのにー(言い訳ですけど!
読了日:2月13日 著者:池上 彰
自分のアタマで考えよう自分のアタマで考えよう感想
ほんと、ちきりんさん頭いいな。でもそんなちきりんさんでも「考え」だしたのは社会人5年目を過ぎたあたりから。こういう思考が癖づくのは時間がかかりそうだけど、やってみる価値はある。でもそれを考えただけですごーい面倒くさいけどね(笑)。そして、就活生には7章だけでもぜひちょっと読んでみてもらいたいなぁ。
読了日:2月13日 著者:ちきりん
企画書 つくり方見せ方の技術―誰も教えてくれなかった超テクニック (スーパー・ラーニング)企画書 つくり方見せ方の技術―誰も教えてくれなかった超テクニック (スーパー・ラーニング)感想
面白かった。考え方からフォントの使い方まで勉強になった。自分の中ではまだふわっとしてしまっているけど、企画書つくるときに都度思い出したい。もっといろんなものインプットしよー。
読了日:2月22日 著者:藤村 正宏
採用される!  提案書・企画書の書き方 (PHPビジネス新書)採用される! 提案書・企画書の書き方 (PHPビジネス新書)感想
んー、本が縦書きなのになぜ企画書は横のままなのか、あんなに文字が多い企画書で読んでもらえるのか(正確に言えば文字の多さがひっかかるのではなく、まず興味を引くような文言、文体を置くべきでは)。とか引っかかる部分もありましたが・・・。基本。って感じです。目新しさはあまりないかも。
読了日:3月4日 著者:富田 眞司
何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)感想
重かった。理解出来ないほどの情景もあった。物語の8割は暗いし、そこまで完璧に理解ができないし、登場人物が誰だかわからなくなっちゃうような私ですが、最後の2割で猛烈に希望と光を浴びせられた気がする。もっと、素晴らしい物をたくさん見ようと思った。陰鬱なことばかりではなくて、素晴らしい物は心を動かす。そして、「僕」と「命」が別物である考えに初めて触れた。またひとつこれも素晴らしい物である、気がする。
読了日:3月4日 著者:中村 文則
会社と仕事を変えるデザインのしかけ会社と仕事を変えるデザインのしかけ感想
デザイナーの仕事の感じとかがわかって参考になった。でも、ちょっと表面的でよくあることを書いてあるだけっと思われてしまうような内容でもあったかなぁと思う。こういうデザインがこういう印象与える、とか企画書に使えるデザイン。とか載っていたらもっと素敵だったかなぁ。
読了日:3月11日 著者:中野 由仁
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫)感想
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドくらい2つの物語かなと思ったけど、後半で段々ひとつのところに向かってきた。相変わらず、春樹さんの言い回しが好き。今のこの僕が読んで一番響いてきた部分は「想像力」の部分。これを書きたいのじゃないかと、勝手に想像している。下巻楽しみ。
読了日:3月20日 著者:村上 春樹
海辺のカフカ (下) (新潮文庫)海辺のカフカ (下) (新潮文庫)感想
全てはメタファー。メタフォリカルに読む必要があるのかなと思いきや、そんな頭は持ち合わせていないので、とりあえず響いたところだけ。一貫してナカタさん関連の「それが何かはわからないけど、その時がくれば、それを見れば、間違いなく、それとわかる」的な話。それに関連づくように、「言葉で説明してもそこにあるものを正しく伝えることはできないから。本当の答えというのはことばにできないものだから」ってとこ。思えば、恋とかもそうだよね。説明できないけど、その時がきて、それを見れば、「恋」だとわかるものね。そいうことを思った。
読了日:3月31日 著者:村上 春樹
20代で知っておきたいお金のこと20代で知っておきたいお金のこと感想
実際的に面白かった。オススメします。若いうちに読んで損はないし、投資にかなり前向きになれる。経済とか投資って難しいのが多いけど、これはわかりやすい。ほんとサクサクっと教えてもらった感じだけど、この後の参考書籍の紹介もあり、かなり良くできた本だなぁと思う。もうちと学んだら投資の世界へ足を踏み入れたいと思うなり。ともかく読んで良かった^^。
読了日:3月31日 著者:岡村 聡
頭がよくなる論理パズル PHP文庫頭がよくなる論理パズル PHP文庫感想
就活中に読んだけど、今、読了メモ(笑)。これ読むと頭の回転早くなる気がしますよー。考え方がわかってくるというか、これがこうだからこう、っていうまさしく論理に強くなる。あー、そろそろ再読しないとなー。
読了日:4月1日 著者:逢沢 明
図解入門業界研究 最新化粧品業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)図解入門業界研究 最新化粧品業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)感想
業界を知るために読んだ。就活生も規模がでかすぎる業界地図を読むよりか業界がある程度決まっていたらこれくらいの範囲のものを読んだほうが詳しくなれると思う。企業分析できると思う。(そして、勉強してない社会人よりかは詳しくなる)
読了日:4月9日 著者:梅本 博史
頭のいい人が使っている敬語のルール: たった一言で「きちんとした人」! (知的生きかた文庫)頭のいい人が使っている敬語のルール: たった一言で「きちんとした人」! (知的生きかた文庫)感想
交渉ごとになると何でも下手にでてりゃいいってものでもなくなるけど、とりあえず最低限敬語は使いたいものです。はい。
読了日:4月9日 著者:本郷 陽二
投資信託にだまされるな![新版]投資信託にだまされるな![新版]感想
大分わかりやすく書いてはあるのですが、いかんせん初心者の私はまだわからない・・・。(笑)。でも全てを理解するのはおそらく無理なので、金融機関の人に聞くことにして、今自分がやるべきことは、インデックスの投資だってこと。何に使うかわからない単純な貯金より、運用していきたいですもの。
読了日:4月15日 著者:竹川 美奈子
傑作!広告コピー516―人生を教えてくれた (文春文庫)傑作!広告コピー516―人生を教えてくれた (文春文庫)感想
今までコピーに興味はありつつも、あんまり腰を据えて、見たことがなかったので、良いコピーを一読できて良かった。コピーも完成形で世に出るから、凄さがわかりにくいんだよなぁ、制作のいろんな葛藤が見えたらいいなぁと個人的に思いました。そこコメントしてくれないかなぁ。
読了日:4月21日 著者:
ブタのみどころブタのみどころ感想
この本のシリーズ大好き。面白かったー^^。理解しきれない部分もあるけどそれもまたとっておいて、もやもやっとしたかたちで素敵なインスピレーションとしてもらっておきます^^。お祈りの部分は震災の時に強く感じたし。そうそう、生物の進化に目的と意志がある、とかいう人私も疑っちゃう。例えば高いところにある葉っぱを食べようと努力してキリンの首は伸びたんだとか。たまたまだよなぁ・・・。きっと生物が陸に上がったのもノリだよなぁ。って思う。そういうことを感じられるやっぱり好きな本。小泉さんあざーっす!
読了日:5月13日 著者:小泉 吉宏
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)感想
なんだか本当に長編の一部だなぁって感じ。先が読めないから何が伏線なのかわからなくて、話の内容もちょっと難しくて挫折しかけた。でも春樹さんはいつも後半の加速感がすごいから読み続けてみる。1/6かぁ・・・(笑)
読了日:5月13日 著者:村上 春樹
一瞬で!心をつかむ売れるキャッチコピーの法則一瞬で!心をつかむ売れるキャッチコピーの法則感想
実用的。でもHANDAとかのコピーを筆者は誉めているとか見られるけど、本の中にある「お客さま価値」にそっているのか時々理解できなくなる(え、なんかぶれてない?って思っちゃう)。うーん、そこらへんは感覚なのー?
読了日:5月17日 著者:田村 仁
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)感想
2はちょっと面白くなってきた。ギリヤーク人のくだりはよくわからなかったけど、段々物語がつながり始める。何が起こりだすのか、わくわくです。春樹さんの登場人物ってアホみたいな人いないよなぁとなぜかこの本を読みながら思ったのでした。私の周りがこんなに機知に富んだ人たちだったらなんとも面白いだろうなぁとそれはそれで感じたのでした。
読了日:5月28日 著者:村上 春樹
DaiGoメンタリズム ~誰とでも心を通わせることができる7つの法則~DaiGoメンタリズム ~誰とでも心を通わせることができる7つの法則~感想
最近流行りのDaiGoさん。確かにこういう無意識下で人って動いてるよなぁと。人の一挙手一投足がすべて無意識的になんらかを意識させている。そう思うと、こう思ってほしいな、相手は今何考えているんだろう、目線はどこ?とか細かく考えなきゃいけなくなって頭が全然回らないんだけど、少しずつポイントポイントは身につけられたらいいなと思う。でも身についたら身についたで、今まで第一印象とか直感とかfeelingって信じてたものが嘘のように思えちゃえそうで怖くもある。
読了日:6月3日 著者:DAIGO
ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)感想
投資の本難しい・・・。言葉が難しい、概念が難しい・・・。(私の頭も足りないんですけど)。都度これでもかってくらいに説明入れたりとか、図解するとか、全体の見通しを示してもらうとかしてもらえるともっとわかりやすくなるのになぁと。でもインデックス投資してみたい。うーん、とりあえずなくなってもいい範囲で投資したい。
読了日:6月3日 著者:山崎 元,水瀬ケンイチ
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)感想
折り返し。春樹さん独特な世界観。なにかわからないけどいずれやってくる的な。あのリーダー一体なにもの?!、リトルピープルってなんじゃ!ってやっぱりわからないことだらけ。先に進んだらわかるというものでもなさそうだけども。パズルのピースをどべー!と見せられてやっと数ピースあうものを見つけたぐらい。このあとクライマックス来そうだわ。楽しみ。
読了日:6月9日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)感想
どっせーい!!青豆どうなっちゃうのさー!!!(笑)一番響いた言葉「彼女にわかっていることはたったひとつしかない。今すぐここで彼のその太い腕に抱かれたいということだ。そのあとのことは、そのあとのことだ。それは神様だか悪魔だかが勝手に決めればいい。」緊迫しつつ、いい場面だった。
読了日:6月18日 著者:村上 春樹
人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか感想
これはもう、ボランティアうんぬんかんぬんよりも、より実際的な現実的な団体の仕組みというか、そのあり方をすごく身近な例を出しつつ教えてくれる本。震災部分はいろいろ思い出して泣けてきた。哲学はなんにも役に立たないと言われがちだけど、本質を突くからこういう時にこそ本領発揮するのかも。響いた言葉「意志が未来を切り拓き、未来が過去を意味づける。」そういう考えの持ち主ではあったけど、こう言葉になっているんだ・・・とちょと感動。こういう学問学びたいなー。
読了日:6月18日 著者:西條 剛央
1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編 (新潮文庫)感想
牛河にびっくり。全てが着地をしようとしている。この巻の後半から最後が春樹さんらしく加速してきた。青豆の禿げ頭好きも思い出してきた。すべては繋がる、(といいな)6巻目へ。
読了日:6月25日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)感想
なんか危うく泣きそうになったわー。何はともかくタマルがナイスガイ(ゲイ)でした!この作品は珍しくいっぱい名前が出てくるけど、一番好きな登場人物。いろんなことに論理と現実感が足りないけど伏線もあるいは回収できていないかもしれないけど、そんなことはどうだっていいっていう。ね。そこがどんな場所であろうと、どんな世界であろうと、どんな試練も君となら乗り越えよう。
読了日:7月4日 著者:村上 春樹
ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)感想
読むページ読むページ、ドッグイヤーで厚みが増えちゃう。読み始めは お、糸井さんと同じこと考えてる!と思っていたけど、読み進めるごとにこの人は自分の50、60歩先にいるようだと思わされる。正直に優しく、でも本質をつく素敵な言葉であり本でありました。
読了日:7月31日 著者:糸井重里
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)感想
話には聞いていた名作を読み始め。一番の感想はこの人旅の道中をよくもこんな細かく書けるなあということ、細かくメモっていたのかな。今同じ所に言ってもきっと同じようには味わえないし、時代は違うけどほへーと思わされる。んで、このタイミングで読もうと思ったのにも意味があるんだろうな、とあとがきの対話をみて思った。社会にも出て、女も知って、すいもあまいもわかった25,6歳のタイミングで世界を見つめる旅にでる素晴らしさが書かれていた。奇しくも私24歳。呼ばれているとしか思えないわ(笑)出なきゃいけない!って思わされる。
読了日:7月31日 著者:沢木 耕太郎
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)感想
登場人物が誰が誰だっけ・・・・?ってなってしまいました。相棒とか鼠とかガールフレンドとか・・・。難しいことは考えずに読み進めましたが、運転手との会話のテンポが好き。ぽんぽんいく。運転手はいかにも運転手的な答えをする。どうにか上巻を読んだ感じだけど、下巻は楽しくなるのかなー。
読了日:8月28日 著者:村上 春樹
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)感想
なんだか春樹さんの文章は読めば読むほどわからなくなっていく・・・。集中できてないのかな(笑)。鼠と僕とジェイの関係もよくわからず・・・相棒も黒服も運転手も先生もよくわからず・・・何が起こっているのかさっぱり・・・。ちょいと間をあけてまたいつか読もう。
読了日:9月23日 著者:村上 春樹
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法感想
面白かった。参考になる部分も多々。だるいことはなるべくしない、同じようなこと考えていた。人は環境にも左右される、自分がすごいのではなくすべてはたまたまだから分け与える。けれどもニートといえど考える力はつけようっていう「ある程度の向上心」をもっていて自分の価値観の上で生き方の選択ができている人。最終的には役所だって相談すればどうにかなることもあるしね、そういうことに頭が回らず困ってしまう人も多そう、視野は広く。だるいだるい、って書いてはあるけど、私の読んだ印象はどんな生き方でもいい、でもクレバーにって感じ。
読了日:9月30日 著者:pha
キッチン (新潮文庫)キッチン (新潮文庫)感想
うぅ、言葉にはとてもしづらいけど、優しく強くそっと入ってくる文章とストーリー。私はこういう世界観が好きかもしれない、いや、ちょうど欲していたのかもしれない。美味しい物の共有とか、幸せそうな描写が、あぁあぁわかるわかる(経験したかどうかはさて置き)・・・と思ってしまうよう。それぞれに抱えているけどさ、それでも生きていく。小説によって満たされました。あーふーなんて言ったらいいかわからんわ(笑
読了日:10月14日 著者:吉本 ばなな
聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)感想
面白かった。別に役立つとかそういう意味じゃなくて、インタビュアーとして仕事をされてきた阿川さんが、会話の中のふとした言葉への目のつけどころとか、会話の繊細さ、人との間で生まれる生モノの会話、ということへの価値観、というかものの見方が大分共感できた。やっぱり人とは会って話したいなぁと思える本。
読了日:11月4日 著者:阿川 佐和子
創造力なき日本    アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」 (角川oneテーマ21)創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」 (角川oneテーマ21)感想
確かに、デザイナーに頼むこともある私の業務から考えるとこの姿勢でやってくれるデザイナーがいたらかなり仕事頼みやすいと思う。あくまでアーティストじゃなく商業デザイナーとして、だけども。食っていくことを考えた時には、そのとおり。んで、この本の中で良かったのは、ドワンゴの川上さんが出てきてる所。読んでいて村上さんのある種偏った考えに飲み込まれそうになるところをを川上さんの別次元からの視点によって、さらに考えが広まる感覚。にしても最後の最後川上さんすげぇな・・・て思っちゃう(笑
読了日:11月11日 著者:村上 隆
友情 (新潮文庫)友情 (新潮文庫)感想
いや、ホント一度失恋とかしたことある人は読んだほうが良い。自分の気持ち悪さが客観的にわかるから(笑)。これの良い所は、恋する側、恋される側、それを見守る側という三者三様から描かれているとこ。最初からにおっていた結末通りの展開なんだけど(笑)、そこまでどういう紆余曲折があるか、心のうちを読み進めていくのが失恋経験者としては感慨深かった^^。それにしても大宮くんがイケメンすぎる。手を尽くしてそうなっちゃあ、しょうがねぇわ!って言っちゃいそう、これが完膚なきまでの失恋かもしれないね。
読了日:11月19日 著者:武者小路 実篤
僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)感想
救いようのない幸せ。ただその時間だけを切り取ったものはとんでもなく幸せであるように見える。終わりもそこで終わっているから成り立っているように見える。だってどこへも行けないんだもの。そういうものを示しているようにも見える。僕の場合は先が見えないことで、そこまでのめり込めはしなかったのだけど、でもそれで良かったとも思う。この場合ってさ、夫がいるから盛り上がってるのかも・・・って想いもやっぱり消えないしさ。とか思い出しちゃう(笑)。ただ彼ら彼女らの会話はとても幸せを感じた。幸せを感じたのは私だけかしら?
読了日:11月29日 著者:中村 航
伊集院静の「贈る言葉」伊集院静の「贈る言葉」感想
メッセージをまとめたものだから1回で通読して読むものではないかもしれないけど、この方は一貫して同じ事を仰ってるのだなぁともよくわかる本。すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる。孤独を学べ。ひとりで考えろ、悩め。見返しては、奮起したい本。
読了日:11月30日 著者:伊集院 静
選択の科学選択の科学感想
分厚かった・・・。ちと途中読めなくなって期間があいてしまったけど、本腰入れて読むと面白い面白い。選択肢が多すぎると良くないとか、その選択によることで「自分」というものを表そうとしているとか。ただ訳本なので、文脈が少し読みにくい。接続後とかに注意しないと実験結果が逆に読めちゃったりとかしてきて厄介。実験の説明も全部文字なので想像するのがちと難しい。絵にしてくれれば一発なのになぁ。と。でも選択についてのこの授業、面白かった。マーケとかにも活かしたい。
読了日:12月9日 著者:シーナ・アイエンガー
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すかティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか感想
面白かった。どんな風に物事が伝染していくかを考察する本。何かを広めるには広めてくれる人にその物事を提供する、とか、応用が効きそうなものもたくさん。読むのに時間かかったけど、前半部分も再度(思い出すように)説明しながら進んでいく本の構成がナイス。「選択の科学」ともなんとなく似ている部分もあり、その土台みたいな本。ていうか、ほへぇ!って思う所あり過ぎでライン引きまくった。これ参考にまた読み返します。年内滑り込みセーフで読み終えましたん!
読了日:12月30日 著者:マルコム グラッドウェル

2012年に読んだ本まとめ
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