よく弱みを見せなよ。とか言われますが・・・。(弱みがそんなにないんだけどなぁとは思いつつ)
ほぼ日のコラムに興味深い記事がありました。
追えるものでないといけないみたいですな・・・
つまり、弱みは作らなきゃいけないレベル^^(笑)
・「色気」というものは、そりゃいったいなんなんですか?
という話題は、いろんな座談会やら、
ふだんの会話やらで、よく話されることです。
歌舞伎の役者さんから、写真家から、
水商売の人たちから、ファッション関係者から、
さまざまな人が、じぶんの「色気」の定義を持ってます。
ぼくも、何度も「こういうことかな」と考えましたが、
時間が経つにつれて更新されているようです。
まずは、完全なものには「色気」はないんですね。
どこかに「隙(スキ)」のようなものがないと、
おそらく交流(交際)が成り立たないんでしょう。
・魚を釣るための擬似餌って、ルアーと呼ばれてますが、
“LURE”というのは「誘惑するもの」という意味です。
ルアーは、基本的には
肉食魚の餌になる小魚の動きをつけて誘うのですが、
この場合の基本は、「弱った小魚」の演技なのです。
ほんとうに元気ですいすい泳いでる小魚を追うのは、
追いかける側も大変なので、最初から追わないんです。
逆に、すっかり弱り切った小魚や、死んだ小魚は、
餌としてのリスクがあるわけですから追いません。
「元気だけど追いきれる小魚」のような動きが、
いちばん食わせられるんですよね。
(釣りとしては、もっと複雑なんですけど)
つまり、「追えば追える」、絶対に無理じゃあない。
しかも「生き生きしてる」ので栄養になる。
それが、肉食魚にとって理想の小魚なんですね。
そう考えると、これって「色気」の原点じゃないか、と。
「追えば追えるかも?」という気配。
「生き生きしてる」ので栄養になる‥‥という感じ。
じぶんが泳ぐことでせいいっぱいがんばってる人は、
ひょっとしたら「色気」とは無縁の時代を過ごしてる。
追いかけてくる魚のことなど見えない小魚みたいに。
それはそれで、まったくオッケーだよなぁと思う。
「色気」って、ファンタジーの材料だからねー。