handmade

日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第3幕。

弱みを見せる

よく弱みを見せなよ。とか言われますが・・・。(弱みがそんなにないんだけどなぁとは思いつつ)

ほぼ日のコラムに興味深い記事がありました。

追えるものでないといけないみたいですな・・・

つまり、弱みは作らなきゃいけないレベル^^(笑)

・「色気」というものは、そりゃいったいなんなんですか?

 という話題は、いろんな座談会やら、

 ふだんの会話やらで、よく話されることです。

 歌舞伎の役者さんから、写真家から、

 水商売の人たちから、ファッション関係者から、

 さまざまな人が、じぶんの「色気」の定義を持ってます。

 ぼくも、何度も「こういうことかな」と考えましたが、

 時間が経つにつれて更新されているようです。

 

 まずは、完全なものには「色気」はないんですね。

 どこかに「隙(スキ)」のようなものがないと、

 おそらく交流(交際)が成り立たないんでしょう。

 

・魚を釣るための擬似餌って、ルアーと呼ばれてますが、

 “LURE”というのは「誘惑するもの」という意味です。

 ルアーは、基本的には

 肉食魚の餌になる小魚の動きをつけて誘うのですが、

 この場合の基本は、「弱った小魚」の演技なのです。

 ほんとうに元気ですいすい泳いでる小魚を追うのは、

 追いかける側も大変なので、最初から追わないんです。

 逆に、すっかり弱り切った小魚や、死んだ小魚は、

 餌としてのリスクがあるわけですから追いません。

 「元気だけど追いきれる小魚」のような動きが、

 いちばん食わせられるんですよね。

 (釣りとしては、もっと複雑なんですけど)

  

 つまり、「追えば追える」、絶対に無理じゃあない。

 しかも「生き生きしてる」ので栄養になる。

 それが、肉食魚にとって理想の小魚なんですね。

 そう考えると、これって「色気」の原点じゃないか、と。

 「追えば追えるかも?」という気配。

 「生き生きしてる」ので栄養になる‥‥という感じ。

 

 じぶんが泳ぐことでせいいっぱいがんばってる人は、

 ひょっとしたら「色気」とは無縁の時代を過ごしてる。

 追いかけてくる魚のことなど見えない小魚みたいに。

 それはそれで、まったくオッケーだよなぁと思う。

 「色気」って、ファンタジーの材料だからねー。