handmade

日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第2幕。

映画の設定の細かさ

 

Twitterを見てたらこんなツイートを発見。

(無断引用します、ごめんなさい。悪く書くつもりはないです。。。)

映画「君の名は。」の設定についてのお話。

 

 

 

単純にこういうことに気づくことって凄くないですか。

私が全くの門外漢だからかもしれませんが、素晴らしいです。

 

これらのツイートの反応に、「キモいな」とか「それくらいいいじゃねーか」とか「他の設定は目をつむるのにそこだけ突くのなんなの」とかまぁネガティブな意見もあるようなのですが、私はそういうことを言いたいのではなくてですね。

 

なるほど、確かにそこまで気を遣っていたならばもっと素晴らしい映画になったかもしれないと思ったのです。(といって見てないんですけど)

 

確かに、そこまで求めなくても誰も気づかないとかそういう意見もございましょうが、そこまでもし求めていたら、このツイートは全く逆の称賛ツイートになっていた可能性もあります。「総武線と丸ノ内線音の使い分けが本気ですごかった」「彗星の軌道が正しかった」これはこれで、RT数も伸びそうです。しかも、え!そこまでやってんのか、と映画も見たくなります。「これ総武線の音と丸ノ内線の音使い分けてるんだよね~」デートで物知り顔もできます。「あ、これ、君の名は。で聞いた音だね。」総武線ですら共通の話題をもつこともできます。

 

そこまで求めなくていい、と切り離せばそこまでですし、確かに作る側にとっては本筋はそこじゃないし、すべてに監修を入れるのは時間も金もかかることだったりするでしょう。

 

でも、思い出してしまう話がありまして。

ある作家さんのツイートだったかな?物語中に月が出てくるシーンがあり、そこに「下弦の月が~」という表現が一文混じっているところがあって、校正のときにその部分に「(作中の)この時期の月は三日月なのでOK」みたいな確認済みの一文があったらしく、ここまでこだわるんだ!と編集の方を絶賛していた話。

 

もうひとつは、同じ映画でも、宮﨑駿さんのジブリ映画で出てくる家は本当に設計されてきちんと建つ、とか、メーヴェも実際飛ぶことができるんだ、とか。

 

いやほんと、当映画の悪口を言いたいわけでは全く無く、そこまでやってたら「伝説」になっていたのではないかと思うのです。(ほんと360°針の穴まで見渡さなきゃいけないからそれこそこういうモノづくりってとても大変なのでしょうけども)

 

思えば、映画や漫画やアニメはそれ自体が既に虚構であり、フィクションです。(ドキュメンタリー等は除く)

描かれている世界が既に非現実なのだから、描かれているモノはリアルにこだわると(確かアイアムアヒーロー花沢健吾さんが漫勉でそんな感じのことをおっしゃってました。)

 

これは確かにそうだなぁと思わされる言葉で、その虚構の世界を信じてもらうために、入り込んでいってもらうためにその他全てがリアルに描かれる必要があるのかもしれません。その一点によって現実の世界に戻されてしまってはもったいないのです。

ディズニーのキャラクターにリアルを感じるのも、そのものは虚構なんだけど、身振り手振りや表情や毛の動きまで細部に渡るリアルがあるからなのだと思います。

 

シン・ゴジラなんかもおそらくここらへんが徹底的にリアルなんでしょうね。だから、人々がその世界に没入していっちゃう。そして興奮した人が現実の世界と見境なく語り出すわけですよ。

(まぁこれも見てないんですけど)

 

逆を言えば、紙は細部に宿る、じゃないですが意外とストーリーやキャラクター以上にそういう世界をリアルに信じこませるストーリー・キャラクター以外すべての要素がその作品を左右している気もしますね。

 

個人的にはドラゴンボールだって、乗り物やメカの細部への描き込みは尋常ではないし、ONE PIECEだって(構図の妙味があるとも思ってますが)出てくる島や世界の細部への描き込みが尋常ではないと思います。

 

といって何が言いたいわけではないですが。

ツイートから考えさせられたお話でした。