なんというか「気付かないことには気付くことができない」。
気付かないから気付かないことに後悔もないし、残念さもない、その反対の喜びもない。
気付かないことって、あっけなくて、それでいて重要で。
実は一本入った道に友達が同じ時間歩いてた。
っていう出来事が私は不思議だな〜と思い続けてた。
そんなに近くなのに気づくことができなくて。
気づくことができなければその人がどんなに近くにいようが遠くにいようが、いないのと一緒。
そういうのにも似てるかもしれない。
同じ曲を何度と聴いても、何度と同じMr.Childrenを聴いても、ちょっと間置いて聴くごとに、あ、ここも、あ、この音、あ、このリズム、と色んなことに気づくこともある。
その分、曲の理解が深まったり、自分なりの定義が生まれる。(物事を知るということは自分なりの定義ができることだと思っている。)
でもそれに気付かない人生だって大いにある。
友達とニアミスしても気がつかないくらいに。
でも気づいたら世界が開けるような物事だってきっとある。
世界の全てを理解できるような出来事だってある。
それらは人によって違うのだろう、ある人は咲いてる花を見て、ある人は星空をみて、ある人は大切な人を得て、ある人は大切な人を失って。
でも、生きてるごとに気づくこともあるから、生きているのはどちらかというと多分楽しい。
んで気づくことっていうのは、やっぱり知ることだ。
その物事の音を感触を体温を形を味を距離感を。
手を伸ばすこと。
その何倍の情報が自分を駆け巡る。
まだ知りたいことは多い。
気づきたいことは多い。
世界を深く潜るように。
引き続き告知です。