事実をより確かにするためのマーケティング調査しかしてない。
例えばAが事実ならBなはずだ!ってBの人しか取材しない、世の中はBです、とニュースを流す。
Cの人は、Dの人がきちんといることがないがしろじゃないかな。
ボーナスが上がった、ってニュースなら高級ランチをするOLしか取材しない。
ボーナスが上がったの統計の取り方、それが何を意味するのか、どんなことが起こるのか、そういうニュースが本当に少ない。
みんなが興味あると思ってるだろう(どうせお前らこういうのが好きなんだろう)、と思っているディレクターのいち視点からの情報しか目に触れない。
世の中は全然そんなんじゃない。
ニュースなどそれを編集する人次第だ。
全然逆の人を取材して、なぜそう思うのか。
世の中はこうなのに、なぜあなたはそうなのか。というところから現実を見た方が面白いんじゃないかな。
常に否定し、疑問を持たないと。
そこから問題点に気付くんでしょう!
そういう取材があるべきだと思うし、それはもうアートと呼んでもいい気がする。
アートは問題を提起することなのだから。
現実を肯定したり、煽ったりはもう、ディレクターが全然考えてない、ということ。
何も考えずに誰だってたどり着ける話題を提供するだけ。
問題を提起しつづけなければ。