人工知能が人間の英知を上回る?
とかなんとかニュースで見かけました。
そのときに起こりうるリスクについても報じていました。
機械の暴走
人間の雇用が減る
だとかなんとか
前者はまぁ柔らかい素材に任せるとして
後者をネガティヴに捉えるのはなんでだろう?と不思議になった。
だって、機械が発達したら、それこそ人間の自由な時間が増えることで喜ばしいことじゃないだろうか。
機械が発達したら、快眠できる機械があり、寝て気持よく起こしてくれる機械があり、起きたら農地を耕す機械と種まき収穫を行ってくれる機械によって育てられた作物が物流の機械で運ばれ料理をしてくれる機械が朝食を作ってくれ、目の前に出された料理を食べればいい。
こんな風になんとも快適じゃないか。
それで雇用が減るだなんておかしい、そもそも働かなくてもいい人が増えて然るべきだ。機械のメンテナンスが必要?
機械をメンテナンスする機械を作ればいい。
そうして人間は三大欲求を満たすために生きればいい。
最高じゃないですか。
働かなくてもいいんです。
労働の部分は全て機械がまかなうとすれば、それは
異議はありますか。
ありますね。笑
往々にして、前提が間違っているってことがよくあります。
確かにそうなれば理想郷なんでしょうけど、(私もその世に生きたい)
全て機械でまかなえるという前提に立ったとしても
そもそも機械の発達は、人間を労働から解き放つためにあるものではない、という反論。
資本家がより儲けるために、機械をつくり生産をし消費をさせているという反論。
いろいろあります。
ピケティよろしく、言うように、早い話、お金持ちでない人が金持ちになるスピードよりも、金持ちがさらに金持ちになるスピードのほうが全然早い。
つまり、労働が機械に取って代わっても、格差が広がるだけなんですねきっと。
その場合、雇用が減って困る人はお金持ちでない人、なのです。
人間全体にとって困る問題ではなく、お金持ちでない人にとって困る問題です。
そんな風に世界は回っている。
ちきしょーって感じです。
本当にためになることって一体なんなんでしょうか。