handmade

日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第3幕。

ちっとだけ

やはり、震災もこの目で見たいと思ったのは、

その心のヒリヒリを焼き付けたいと思ったから、

途方もない喪失感を少しでも焼き付けたかったから、

これから自分にできることを考えたかったから。

社内ニートでも、それを通してやったことは

本当にゼロからのスタートで。

でもそゆことを経験すると、次に同じような場面に出くわしても、少なくとも

焦ることはなくなる。

震災と社内ニートの話を同列にするのは

どうかと思うけど、一回経験することで、

それがゼロから、いやマイナスからのスタートでもネガティブな感情を少し抑えられるから。

その経験をしたことで

それをはじめて経験する人の力になれるかもしれないから。

いつでも、辛い方の道を歩け、とは思わないけど、ちょっといけそうなら辛い方を選ぶと良いと思う。

大変で辛いからこそ、その経験自体が貴重なものとなって、

いざって時に適切な判断ができるようになる。

友達をきちんと(余裕を持って)励ますことができる。

いつもとは言わない。

でもちっと辛いことはきちんと血肉になって

自分の器をちっと大きくしてくれる。

そんな気がする。