満員電車は物悲しい。
満員電車はどこか哀しい。
ぎゅうぎゅう詰められては
輸送されていく
僕らがモノになるからか。
こんなに人がいても
誰一人知り合いじゃなく
静かに運ばれる
プレッシャーに潰されながら
このみんながみんな友達だったら
どんなにか楽しいぎゅうぎゅうだろう
結局はマナーじゃなく
僕が君を知ってるか
君が僕を知ってるか
でだいぶ世界は良いものになるような気がするよ
そんな満員電車に少し哀しさを感じて
不安を感じる
ちょっと待ってくれ
ちょっと待ってくれって。
今日もちょっと遅れた満員電車がやってくる。