handmade

日記ですな。私が生きた証。 私が自ら作り上げていく人生。 第3幕。

grown-up

私は、「成長」という言葉があんまり好きではない。

よく、成長するために、とか

成長がどうのとか

言うのだけど、それっていったい何を指しているのか謎だから。

そして、成長だけが人生じゃないし、成長しなくたって、いいものはいいし。

なんやかんや理由をつけずとも、良いから良いんだよ!って言って進んでいきたい。

そして、最近なぜか、動物園に行く機会に恵まれて(なんででしょうね(笑))、

動物なんかはよく「成長」ってくくられることが多い。

(そもそも、その名前がなんでついてんの?とかいろいろ妄想してしまってそれはそれで楽しいけどね)

なんかふと疑問に思うことが多い。

動物って、例えば、ペンギンの毛が黒と白なのも

水面から見れば黒は水面と同化するし、水の中からみれば白は空と同化する。・・・

ってことでそんな色になった・・・。

とはいっているのだけど。

本当なの?と毎回思ってしまう。

その因果関係って果たしてちゃんと導き出せるんだろうか・・・。

そして、なんで(それ以外にもペンギン以外にもそんなような理由でなんだかんだある動物はたくさんいるけども)

じゃあ、なんで、その環境から抜け出すことをしなかったのか、が疑問なんだよね。

毛の色をがんばるくらいなら、空飛んじゃえば良かったじゃん、とか

陸に上がっちゃえばよかったじゃん、とか、

じゃあ天敵に襲われないくらいもっと身体大きくすればよかったじゃんとか。

他にいくらでも道があったはずなのに、なんでそれがそれであるべきだったかのように

それらしくしちゃうかなぁと。

まぁでもね、

本当にその進化説が正しかったとすると、

動物は環境から抜け出すことよりも、そこに順応しようとすることを選びやすい

のかな、と思う。

(こっから社会へのメタファーも帯びてくる)

また、そう考えると

いわゆる、成長とか進化とか、というのは

「ある一定の環境の中での自己の変化」でしかないわけ。

シロクマにいくら寒さを凌げる厚い毛が生えるようになったって

暖かい空をチュンチュン飛ぶスズメにはなんの関係もない話。

スズメにも厚い毛があったなら、それは重くて重くて飛ぶのにやっかいだろう。

逆もまたそうだ。

シロクマにとっての進化や成長は、スズメにとっちゃあなんの意味もない。

だから、成長とか進化とか、というのは

「ある一定の環境の中での自己の変化」でしかないと思う。

成長した?と聞くよりもなにか変わった?って聞いたほうがしっくりくる、と。

それくらい、人も違う環境の中で生きているのだから、

誰それが、何やった!とか誰それが素晴らしいとか、卑下に感じる必要はなくて。

そこにいる環境で何かが変わった、それだけのこと。

(ある一定レベルを越せば、それがまた普遍の変化になるかもしれないけどさ)

(まぁ変化それ自体は好ましいことではあるとは思うけども)

そういう、御託を並べてないで

それがじゃあ一体なんの役に立つの?とか

それやってて意味あんのかよ?とか

成長につながんのかよ?とか

そーゆーのはどうでもいいから、良いからいいんだよ、だぁほ!!

いいものは良いし、いやなものは嫌だ!!って

いう世の中になっちゃえばいいな、って思ってます(笑)

(それでもつい、相手に理由や考えを求めてしまうのだけどね・・・。(笑))

ペンギン「うるせぇよ!黒と白で毛の色分かれてたほうがなんかかっこいいじゃねぇか!!」

ってね。実はそう思ってるんじゃないかな。ペンギンも。

そうだったらいいなぁ。

ふい、最近考えたこと。