どうも、今日もより道していきますね。
先日、機会に恵まれ、オーケストラを聴きに行ったのでした。
（アジアオーケストラウィークっていうちゃんとしたちゃんとしたオケです＾＾）
まず座ったのが前から2列目だったのだけど、これでA席（一番安い）だったのね。
ん・・・・？前って良いんじゃないの？って思ってた僕は
オーケストラを聴くにいい位置はどこなんだろう・・？ともやもや。
（曲を聴いていくうちに、真ん中の後ろあたりが全体を見渡せて良さそうだな・・・と思ったり）
どこなんでしょうね、知ってたらぜひ教えて下さい（笑）
んで、オケ聴きながら頭に浮かんだ由なしごとを書き尽くすのが好きだったりするのだけど
今回もやろうと思い書き書きしていたのだけど、
「オケ聴きながら頭に浮かんだ由なしごとを書き尽くすのが好きな自分」という存在に動かされているだけの
ような気分になってきて、無理に何か考えてんじゃないの？って思えてきてパタと手を止めました。
でも、音をそのまま楽しもう。例え寝てしまってもOKでしょう。
と聴いていたら
そのまま落ちました（笑）
んでもオケの生音聴きながら眠れるって結構幸せ。
しかし！ですよ。
やはり僕の周りの人はオケを楽しむわけです。
なにやら楽しそうな顔して聴いてるし、満足そうな顔をしながら拍手をして、友だちと楽しそうに曲の話をする。
・・・・・うらやましい・・・！！（笑）
音楽はそのまま音を楽しむことももちろんできて、国境すら超えるものではあるのだけど
それをより楽しめる、共通言語みたいな旋律が彼ら彼女らの中にはきっとあって
それらを共有できるってすごい、なんか、うらやましいなーと思ったのでした。
きっと聴いた音が良い感じがしてるだけにね。
今までそういう世界に身をおくことがほとんどなかったから、
そういう言語もはたまたそれを表す表現も私の中には全然育っていないわけです。
むむむ。
しかしながら、まぁ、それをどうのこうの理解できるのにはまだまだ時間がかかりそうだなぁと
音楽を聴きながら感じてたわけです。
そこで
昔に観た、TEDのベンジャミンさんのことを思い出しました。
簡単に終わりの和音にいってしまうと曲が終わってしまうから
すぐには終わらないようにいろいろ詰め込んだのだ・・・と。
シェークスピア同じく。
なるほどなるほど。
最後の音にいくまでに（簡単にいかないように）いろいろ詰め込んだのね。
・・・・さて、この人は何を詰め込んだのかな・・？？と思うようにしました。
とはいっても音を聴けばなんでもわかる私では全く無い。
でも、作曲者だって人間でしょう・・・？
音に関する、喜怒哀楽（曲を聴いて、なんか盛り上がってるな、なんか哀しいな・・・）って
部分はおそらく同じ感性を持っているだろう。と。
（そうじゃなきゃ多くの人に賞賛され残るような曲にならないわけだし）
そこを信じて、頭に思い描かれるままに曲を聴いてみたのです。
つまりわかりやすくいうと
宮崎駿アニメだとしたらどういう場面なんだろうか・・・と思いながら聴いていたのです。
（BGMから場面を想像するみたい。）
するとどうでしょう！
頭がついていきません（笑）
音聴いてなんでもすぐに場面が出てくると思ったら大間違いです（笑）
曲も何かを思って音が詰め込まれているわけだから
それなりに物語、作者の意図はあるだろうと踏んで、物語をつなぐように頭の中で
宮崎アニメを創ろうとするのですが、そんな一瞬で、脚本、作画、演出は大変（笑）。
でもま、楽しみ方のひとつとしてはありかなーと。
なんも考えないで聞いていると、その音の中に包み込まれる感じは素敵だけど
10秒前の音ですら流れるように忘れてなにも思い出せない。
こんな風に一連の流れの中での音楽を考えると少しは前のこと覚えていられる。
だからこそ、今どこでどんな音が出てるのかな？
（もしや作曲者はオケの楽器の位置から見栄のことも考えて創ってるとか・・・？！）
とか全体を見えたほうがなんか良いのかなーとか逡巡。
指揮者も、この人はどういう考えで今どういう音を欲しているんだろうか・・・、
どう仕上げようと思っているんだろう・・・とか（言うても全然僕はド素人なわけですが）
その表情、その腕のふり、その身体の動きから考えてみる。（言うても全然僕はド素人なわけですが）
今回はそうしてみたかっただけのことだけど。
（前回は流れるままに聴くのがいいと感じてたし）
というね、楽しみ方をしたのでした。
なんにでもそうだけど、やはり知ってるってことはより楽しく、楽しみが増える道具でもあるんだよねー。
クラシック楽しめるようになりたいなー。難しいなー。と思ったのでした。頭がキャパオーバー。
コンサート自体は大変良かった！！
機会くださったいーちゃんに感謝！
次はどんな楽しみ方しましょうかー。あわわわわわ。
