クリスマスっていうのに何をやってるんでしょうかね・・・私は・・・(笑)
まぁ毎年こんなものです。
さて、
最近読んだ日経MJに久しぶりにちょっと顔をしかめるような記事が出てまして。
スーパーの被災地消費支援が一服する。
という記事だったのですが。
つまり、農産物なんかに対して放射線の心配もあり、4月かなんかに比べると
被災地を応援しよう!なんていうキャンペーンでは、お客さんが買ってくれない・・・消費が鈍った・・・
というスーパーの記事です。
「飽きられたのかも・・・」なんて言ってるスーパー関係者の話もあり、
一部大手を除くスーパーはそういったキャンペーンを終えるみたいです。
そこに比べて
ヨーカドーなんかのセブン&ワイでは、継続的な支援が必要だという認識のもと2014年まで継続して行うことを発表されてますね。
セブン&ワイさんを除いた上記のような話があって、結構頭にきました。
前に、現地の人のブログで
何が被災地応援だ!結局はお前らが儲けたいだけだろ!
とか主張されているのを読んだことがありますが
僕はその時は、そう思わなかった(思いたくなかった)
結局はそれが回って、被災地支援にもなるのだから。
でも、今回のこの記事で、
あーほんと自分たちのことしか考えてないのね・・・とショックを受けてしまった。
そんな気持ちで被災地支援をしていたのかと思うと、ほとほと嫌になります。
(かと言って僕も偽善の押し売りをしたいわけじゃなく、気持ちが大事だ!なんて言いませんが。)
ただ自分たちの売上のための手段だったことがわかっちゃいますよね。
じゃあ、儲からなくても根性で被災地支援すればいいの?
とは言いますが、それも違います。
スーパーだって生活がかかってるんですから、そんなことするのはプロ失格です。
僕がそういった仕事に関わっているから思うのですが
被災地支援も売上もどちらも確保してこそ、だと思うのです。
被災地支援で売上をあげよう!なんて誰でも思いつきますね。
でも、その後の飽きられた後、じゃあどういうアプローチで支援&消費を守っていくか
がプロのやることじゃないのですか。
「飽きられた」の一言で片付けられると思ってるんですか。
飽きられたら終了ですか。じゃあ車ももう飽きられているので終了しますか?
しませんね。
(だから必ずしも小売だけのせいではなく、生産者側も頭を使わないといけないのだけどね)
どっちも誰もがwin-win-winの関係を導き出すのが
僕らの手法なんじゃないの、と思うのです。
それが僕の目指すべき「広告的手法」だと思うし
そういうことができるように日々仕事をしてるんだと思うのに!
なんだかやるせなくなってしまいました。
被災地支援をしよう!なんてキャンペーン張っている時点で
わー、いいことだーとかのんきに思ってないで、次のここまで想像しておかないといけなかった。
直接的にこういう案件はないけれど、頭を使っておかなければいけなかった。
と、反省。
それができてこそプロなんだ、と。
頭を使え。
今回の記事だって、ただの批判で終わるな、俺。
頭を使え。人を救え。
そのために仕事してるんだから。
そういうことができるようになるために仕事してるんだから。
アプローチの仕方、ものの見方で世界が変わることに希望を見出しているなら。
考えろ。
と思ったクリスマスイブ。