情報や知識を与えることを最終目標とするならば、その人はマーケティングではなく教育を職業とすべきである。
さらに生活態度や価値観を変えることを目標とするならば、その人はマーケティングではなく伝道者、ロビイストあるいは芸術家とみなされるかもしれないが、マーケターではない。
マーケティングは教育者や伝道者の技法を用いることがあるかもしれないが決定的な違いはその最終目標が(変化させるにせよ、維持させるにせよ)行動に影響を及ぼすことである、ということである。
(非営利組織のマーケティング戦略)
この一文を読んで少し納得してしまった。
伝道者とか芸術分野のほうが興味あったりしちゃうのかな。
行動までに影響を及ぼそうとしているのかなー。
これ比較できる場面が結構鮮明にあって
stompやったとき、早稲田祭を迎えたとき担当してくれたスタッフの人が「僕も新しいサークル立ち上げます!」ってなんか感じてくれたみたいだったことがあった。
それ自体嬉しいことで、目指していたことの一部ではあったのだがいざ目の前でそう人が変わり行動していく様を見ていると俺はそこに喜びを感じているのかどうか疑問に思った。
要は行動しようかどうかなんてあまり喜びを決める要因にならんのじゃないかと思ったのだ。
自分のやったことで何かが変わる人がいた、でも変わったその人がその後何していようかなんてあまり興味がないんじゃないだろうか。
変えることそれ自体に興味があるんじゃないだろうか、って就活しながら考えていた。
(この出来事があったときから何か違和感は感じていたのだけど)
(仕事では行動自体変えなきゃ利益にならないからもちろんそこまで求めるけど)
だから仕事では、その「手段」として使われている価値観を変えるだとかを学ぼうと思うのだ。
それが目的になるかもしれないし、行動を起こさせることがやっぱり目的になるかもしれない。
何かを変えるということは行動を変えさせるということだろうし。
それはちょっと働きながら学ぶつもり。