漫勉より
“今、世の中ではこういうものが受けるから”というんで作るのではなく、
“今、世の中にこういうものないな“という無風状態のところに石を投げ込んで、波風をたてるのが好きですね。
「シリアスは素人でもできるるけど、コメディはプロじゃないと作れない。」
誰か偉い人の言葉だっけ?うまいこと言いますね。
なんだかんだ言ったって自分はいつもコメディを作ってるつもりなんです。
必死に頭を抱えて人を笑わせようとする。
タイトルと合ってないとか言わないよーに(笑)
浦沢さんという人は、まず書きたいシーンが浮かんでそれからその前後の話を考えるらしい。
どうやったらそのシーンに辿り着けるか。
また、「よくこの漫画の意味(メッセージ)は?」とか聞かれるがそんなものはないと答えており、読者の中にそれが自然とできてきてそれが自然と答えになればいい。という感じの話もあった。
これもちょと(一部のめちゃめちゃ深読みをするファンがいる)駿さんに似た感じがする。
つまり、なんか書きたいシーンを書いている浦沢さんや駿さんがいてそれを観て満足して(深読みなんかしちゃったりして)いる僕らがいるってことだけで十分な気がする。
それだけで楽しませていることができていると言ってもいいだろうし。
20世紀少年もヒーローになりたい、だったり、へなちょこなやつが成長していくだったり、ともだちってこうゆうこと起こったら楽しくない?!とかだったりっていうのが詰まった話だったのかなぁ。
(他の浦沢さんの漫画を読んでない俺がいうのも…(笑))
だから作者本人が途中伏線だらけで訳わかんなくなったっていう話もあるし。
だから、20世紀少年とはかなり浦沢さんらしい作品なんじゃないかなーと思いました。
通じてるかな?(笑)
ってこんなこと考えている俺ももう浦沢マジックに掛かってるんですかね。(笑)
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ヒトコト
結局どんな勉強したかとかどんな大学行ったかとかじゃなくて自分のプライベートな時間を何に費やしたかが本質で、その点において、独学に勝るものはない。